JSCTロゴマーク 第46回日本中毒学会総会・学術集会(The 46th Annual Meeting of Japanese Society for Clinical Toxicology)

会長挨拶

Ready for Break?

第46回日本中毒学会学術集会・総会
会長 有吉 孝一
神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター長
日本中毒学会 理事
会長:有吉 孝一 写真

「働き方改革元年」である。
とはいえ、仕事量と患者サービスは維持したまま、どうやって休みをとり、超過勤務時間を減らせばいいのか?
自己研鑽を嫌々でなく、喜び、楽しみとし、学会を遊びにするしかないのではないか?
「働き方改革の前に働き甲斐改革」(今 明秀 先生)。この一助としたい。
本テーマを「Ready for Break?」と決め、平日開催とした所以である。

プログラムで勝負する。
以下の8セッションで優秀なプランナーの先生方を選定、依頼し、基調講演、教育講演、シンポジウム、パネルディスカッションを指定(一部公募)し関連演題を募集することとした。

  1. 自殺予防と中毒
  2. 病院前救護、災害と中毒
  3. ERと中毒
  4. 自然毒、抗毒素血清と中毒
  5. 小児と中毒
  6. 拮抗剤、分析と中毒(毒性学会と協同)
  7. ICUと中毒
  8. 法医学と中毒

やる気と思いやりに満ちた多士済々が随所に工夫を凝らしている。
これら主要プログラムの演者、演題名をホームページ開設と同時に提示した。
いずれも魅力的な講演で、どれを聴きに行くか大いに迷うことになるだろう。
ぜひ皆様の多数の参加をお願い申し上げます。